◆町屋(まちや)とは、町人の住宅のことです。農家に対し商業や工業を営むための昔の都市住宅で、京都によく見られる建築物です。町家(まちや・ちょうか)ともいい、特に商いの場を兼ねた町屋は商家(しょうか)と呼ばれることもあります。宿場における街並みは宿場町と呼ばれ、城下においては城下町と呼ばれる。
ウィキペディア調べによる。
町家にはさまざまな町家があります。
雑誌やテレビなどでよく紹介されているのは、「表屋(おもてや)造り」の町家。商業空間である「表」と、居住空間である「奥」の棟が分かれています。奥に茶室や蔵、奥座敷をあつらえるなど、各家の趣向が凝らされており、比較的裕福であった商家などによく見られるタイプです。
もっとも典型的な町家は、屋根が「表」から「奥」までつながっており、店の間、台所、座敷など三〜四室が一列に配されている「中二階」のタイプ。
そのほか、表に店舗空間をもたない住宅専用の「仕舞屋(しもたや)」や、表通りに塀をめぐらして玄関先に庭、その奥に家屋を配した「塀付」などがあり、それぞれが独特の風格を漂わせています。では、多彩な表情をもつ、町家のタイプからご案内していきましょう・・・
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●表屋(おもてや)造り
「表屋造り」は、道路に面して「店舗棟」があり「中庭」を隔てて「住居棟」とが、屋根などで区別されている町屋の事を言う。 関連詳細<<
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●仕舞(しもた)屋
隠居用に建てられた商業空間をもたない、専用住宅。店を「仕舞った」つまり商いをやめた店からきている。 江戸時代ある程度の財産ができると、店をたたみ、普通の家に住む事を言った。仕舞屋の多くは、表向きは普通の家であるが、裏で家賃収入、金利収入を得て裕福に暮らしをする人が多かったようです。 関連詳細<<
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●大堀造(だいへいづくり)
仕舞屋の発達型で、塀や壁により建物が表通りに面していない町家の事を言う。京都にある呉服屋さん、紫織庵(しおりんあ)さんは代表的な大塀造りで有名
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●平屋
中二階が普及するまで主に建てられていた一階建てです。京都にある
古書と茶房 ことばのはおと っと言うカフェがこの平屋のようです。遊びに行ってみては?素敵なカフェのようです。 関連詳細<<
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●中二階
江戸時代初期〜明治後期に建てられた2階建て。天窓が低く、虫籠(むしこ)窓のついた2階建「厨子(つし)2階」が特徴です。京都の二条城近くの、 小宿&かふぇ布屋さんでは、この町家中二階を味わう事ができます。 関連詳細<<
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●総2階
明治末期〜大正時代に建てられたもので、時代が新しくなるにつれ、2階の階高が高くなり、居室として使えるようになったものです。2階の壁面は、水きりや亀裂防止のための鎧仕上げが多く、窓は木枠にガラスがはめ込まれたものが多くなります。2階の軒下には、3段ほどの箱を廻したような土蔵造り風の造り(箱軒)が多くみられます。
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●3階建
昭和以降に建てられ、店舗兼住宅に多い、金沢では、天保に建てられたものもあるようです。 関連詳細<<
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このように
町家は、建築様式で大体の年代を見分けることができます。その中でも町家の代表的な特徴のひとつは、「虫籠(むしこ)窓」が付いている「中二階」のスタイル。二階の天井が低いのは、建築規制があったためのようです。ほかに「通りの向かい側で火事があったとき火の粉がかぶりにくいように」という説や、「お客様をあまり上から見下ろさないように」という説もあるそうです。明治末期に現在の住宅スタイルとほぼ等しい、二階の天井も一階と同じくらいの高さの「総二階」が登場します。二階の窓枠にはガラスが付けられ、見慣れた建物になります。さらに昭和以後には、敷地を有効活用した「三階建て」も建てられるようになりました
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◆町家は簡単に言うと、間口の狭い家が密接して建ち並ぶ昔の都市型住宅。外部の視線を遮り、内部では中庭を設けて光と風を取り入れるという、現代の家に活かせる工夫があり、間取りは、いまの家のように部屋を壁とドアで仕切らず、障子やフスマのような開け閉めできるソフトな建具で仕切られており、開け放つと光や風が通り抜ける大きな空間ができます。 閉めても完全に遮断されることがなく、気配が伝わります。ただこれを裏返せば、プライバシーが守られないということで、こうした間取りはなかなか、活用されていない事も確か。
し か し・・・
今の時代、隣の人、いえ、隣の部屋で何をしていているかもそしらぬで、一人の空間で自分中心の生活をしている事が、自分勝手な、我が国不況日本を作っているのでは無いでしょうか。えっ?大げさですか?(^。^ゞ でも、隣の誰かが、「疲れている」とか「楽しい顔してる」そんなささいな事を日々の空間の中で感じる事が、空気を読めたり、人のふりを見てわがふりかえる。ってこともできるのかなぁ〜なんて思うんです。
みんな言葉にはしないけれど、なんとなくそう感じているから、今、昔のものに魅せられて、ハンドメイドや懐かしいものに引寄せられるのではないのでしょうか?テレビを見ていても、
昭和の曲や
昭和のアニメ、時代を変えたその時のドラマなどが放送されています。わたくしも、
竜馬伝や
不毛地帯、
官僚達の夏 etc...心動かされています。
と言う事で、ちょっと話は町家から外れちゃいましたが、家に携わるメッセンジャー?っとしては、町家は、現在の家のルーツ “ほっとけない!!” 当社でも、町家リフォームを
リノフォ*同様、推奨していきたいと思っています!! 手始めに、
町家キッチン ショールームに完成しました。 今、この時代、思っているだけではダメですよ。 行動しましょう。ウィッシュは行動しています。
よろしかったら、遊びに来てくださいね♪
町家キッチンページ<<<
狭小敷地を有効に使って、暮らしやすい家を建てるという「町家」の昔ながらの発想はこれからの近未来に再度、活かされていく事でしょう... 京都にはそんな町家 / 町屋を、カフェ、宿、ギャラリー、etc... いろんな空間で体感できる場所が沢山あるようです。リンク集をみつけましたので、是非、週末のお時間のあるときにドライブがてら遊びにいってみてはどうでしょうか?
京都町家資料館エリアおすすめコース案内ページへGO↓↓
●兵庫県で町家を体験するなら↓↓
姫路の町家カフェ・しょうあん さん
http://syouan.net/
神戸市西区の町家カフェ レスト 万葉 さん
http://blog.goo.ne.jp/mennnohosomichi/
神戸市中央区S A L L O W 神戸元町県庁前のカフェ サロウ さん
http://www.geocities.jp/cafe_sallow/
神戸市東灘区
町家ダイニング こはら さん
http://local.pupua.com/modules/wordpress/index.php?p=3
兵庫県加古川市
創作和食 町家ダイニング山ぜみの家 さん
//www.konscom.net/
兵庫県の古い町並み 町家
//home.h09.itscom.net/oh-net/hyougoken.html
兵庫県篠山市/丹波篠山には沢山の町家が残っています。
http://sasayama-art.com/
素敵なりフォームできるよう、このコラムが皆様のお役にたてれば幸いです。
WISH...
記者 WISH
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次回 No004 もお楽しみに・・・